里海ホームの日々

2012年6月1日大分県でファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)開所。

里親はつらいよ 

里親は子どもとの別れはつきものです。

 

一時保護だった子との別れがきました。

一か月余り一緒に暮らすと、気持ちは家族同然で

それから10日過ぎても、その子の事が頭から離れず、

どうしているだろうか、ここに帰りたいと

ぐずってないだろうかと考えるばかり。

 

夏休み最後の日曜日、補助者のかとちが、

キッズを日田にできた「B-River」(スケボーとボルダリングのパーク)

に連れて行くから、一緒に行こうと誘ってくれました。

     ※ この様子はまた後日

 

出かける気分にならないので断ると、

「こんな時こそ外に出て、気分転換しなきゃ!」と

強力に引っ張り出してくれたのです。

それから数時間、ほんとうに気分転換できて

良い方向に思いを巡らすきっかけになりました。

 

一度は一緒に過ごした子どもたち

今までも、別れの度に心配やら会いたいやら

色んな気持ちが押し寄せてふさぎ込んだりしたけれど

 

きっと新たな環境でたくさんの大人に見守られながら

幸せになってくれるかもしれない

ただただ そう祈るばかりです。

 

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 それまでの体験が少なくて、あまり絵が描けなかった子が

うちに来て一か月後に書いた絵です。

 

           里母記