里海ホームの日々

2012年6月1日大分県でファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)開所。

里父の畑から

ある日のふつうの晩ごはんです (すでに半分以上減っていますが)

    子どもには かなり地味ーーー

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夏野菜の南蛮

野菜炒め 

ペンネとジャガイモのサラダ

サバの塩焼き

白身魚のムニエル 

28穀米ごはん

高菜チャーハン

 

ナス、キュウリ、トマト、ミニトマト、ピーマン、キャベツ、レタス、

玉ねぎ、じゃが芋、エンドウ豆 等々・・・里父の作った野菜です。

それをたっぷり使って大ざっぱな料理を、大皿数枚にホイッとぶち込んで

はい どうぞ   

  好きなものを各自、皿に盛りつける 

  ちょっと苦手でも「少ーしでも皿に入れる」のが ルール

 

味は保証できないが、一応だしや調味料は安全なものを使っている。

地元の魚やグリーンコープの「焼くだけ」「レンチン」おかずも利用する。

生協の配達前日は、冷蔵庫の一掃日 

とにかく冷蔵庫を空にすべく、あるもので何品も作る。

 

ここへ来たばかりの子は 「私こんなの嫌い」「食べたことないし」と

顔をしかめていても、いつの間にか、野菜をしっかり食べるようになっている。

うちで残菜が出ることは殆どありません。

 

 ときどきスーパーの野菜を使うと、

「なんかこの野菜、味が未熟~」などと批評する子もいる。

        それだけ里父の作った野菜は新鮮で味が濃いのです。

 


好き嫌いする子がいても 野菜はごまかさず大きく調理

残しても毎回出す  繰り返して出す 

(もちろん愛情もたっぷりのせて)

すると そのうち食べてくれる時がくる。

 

先日、うちに来て5か月目のR子が、サバの塩焼きに初めて箸をつけた。

「ん、何か食べれそう」 「生まれてはじめて食べた!」

里父母ですっごく褒めた  そしたらもう一切れ食べてくれた。