辛い体験を、輝きに変える力に
S子の記事が続きます。
二十歳の誕生日を迎えました。
お世話になっているお医者様の発案で
S子と関わってきた方々をお呼びして
20歳の誕生日会を開こうと、数か月前から準備してきました。
当日、予約したレストランに訪れるゲストの皆さん
入ったとたん、わあー!お久しぶり~ 懐かしい~
大きくなったね~ 綺麗になったね!と、S子とハグの嵐
そして支援してくださった方々も、
懐かしいですーと、まるで同窓会です。
共通項はS子とだけという、お互い初対面の人も。
幼いときの担当保育士さん
小、中、高の先生方
大分県で先頭に立って里親委託を進めてきた職員さん
児童養護施設の里親支援専門員さんたち
S子と里母との出会いを作り、
その後もずっと支えて下さった方々ばかり。
美味しい料理を頂きながら
S子との関わりや、その当時のエピソード
皆さんの言葉に笑ったり、泣いたり。
「Sちゃんは、辛い辛い体験を、輝きに変えてきました」
と主治医の言葉に、皆さん大きくうなづきました。
それぞれの人生体験も色々あったでしょう
彼女の、「辛さを輝きに変える力」によって、
逆に励まされたと涙した方もいました。
私も、足掛け10年、
一緒に生活してきて、もう無理!と何度も思いながら、
彼女はたくさんの方々との出会いを作って、つなげてくれ、
人間として成長させてくれました。
就活も見通しがつきそうです。
これからのS子に幸あれ 💐