里海ホームの日々

2012年6月1日大分県でファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)開所。

専門里親の更新研修

9月末の週末、東京・南麻布にある、母子愛育会で

専門里親の更新研修がありました。

全国から専門里親さん達が参加し、2日間

演習や事例検討など活発に行われました。

 

私は8年前に専門里親になりました。

通信教育とスクーリング、レポート提出に苦労したことが思い出されます。

f:id:satoumi-home:20191003122702j:plain 当時 頑張りました!

学生時代落ちこぼれだったので、ちょっと自慢 。

 

f:id:satoumi-home:20191003133304j:plain 8年前の修了書や認定通知書

 

2年ごとに更新研修を受けなければ、流れてしまいます。

専門里親の認定がなくてもファミリーホームとして

やっているところもありますが、苦労して認定を受けたことと、

2年ごとにお会いするベテランの里親さん達と、

顔を突き合わせて事例検討できること、

母子愛育会の講師の先生方の講義や、アドバイス

すぐに子どもたちの養育に役立つのです。

 

このところ里親として落ち込むことがあり、

自分を責めてばかりだったので

皆さんの失敗談やそこから立ち直っていく話、

里子たちの生き生きと変わっていく話に

次第に力が湧いてきました。


また、厚生労働省子ども家庭局家庭福祉課から直接に、
児童虐待および社会的養護の実情や、法律の動向など
詳しく聞くことが出来ます。こちらから現状などの報告や
質問ができるので、国の行政に現場の声を届ける意味では
大事な機会だと思います。

 

ジレンマ問題や、子どもの権利擁護について等々・・・

被虐待、性被害問題の専門の先生や児童精神科医

弁護士の講師陣たちに支えられて、

「目からうろこ」「そうだったのかー」と

たくさん心動かされた2日間。

5枚目の修了証書をもらって帰路につきました。

 

今回は、電車で片道一時間かかったけれど

次男の部屋(勤務する医療センターの寮)に宿泊。

寮といえども立派なマンションにビックリ!

 

ここで頑張っているんだな~

 

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始めて飲んだホッピーで乾杯!