大分も 🌸桜の開花宣言
3月18日 九州で一番遅い🌸開花宣言が出されました。
ずいぶんご無沙汰しています。
2か月ぶりの里海ホームのブログです。
3月は、うちも🌸「サクラサク」🌸
高校受験のJ君が、見事志望校に合格しました。
一年前にはとても考えられなかった快挙でした。
担任や校長先生、塾の個別支援の先生方のご指導のおかげです。
芸術派の彼は、油断するとすぐに絵を描いたり
小さなレゴブロックでオリジナルの車を作ったり
段ボールで工作が始まり、その集中力やすごいものがあります。
そんな生活の中でも、なんとか学習時間を確保して
合格に結びつきました。本当に良かったです。
これからが頑張りどころです。
机の前の合格祈願 有難うございます。
そして
0歳児の時からうちに来た子達が、幼稚園を卒園。
4月からピカピカの一年生です。
立派なランドセルが届きました。
2010年、「伊達直人」を名乗る、児童養護施設出身の30代の男性が
ランドセルなどを寄付する「タイガーマスク運動」が始まって、
その運動が全国各地に広がっています。
今回、ランドセルメーカーさんの善意で
事前にカタログを見て選び、希望するものを頂きました。
沢山の方々の支援が広がっていると感じます。
中学校を卒業してから高校入試、合格してから高校入学。
幼稚園を卒園してから、小学校入学。
それぞれ 3週間以上も「春休み」状態があります。
一人は実家族のもとへ ちょっと長い帰省。
キッズたちは、今日はアートの時間
「鬼滅の刃」の「しのぶ」模様を自分で描いてペイントです。
ファミリーホームでの一時保護とは
ついこの間新年を迎えたと思ったら、1月も28日。
ほんとに「1月行く」「2月逃げる」「3月去る」と
言われるくらい、新年3か月は飛ぶように過ぎていくものなのでしょう。
さて、年末に緊急一時保護の依頼を受けて
先日はその子との辛い別れもありました。
幼い子には特に愛着関係に力を注ぎ、その分可愛さもひとしお。
誰にでも抱かれていた子が、この人じゃなきゃ嫌だ!
という関係になり、子どもも養育者も別れが身を切るように辛くなります。
でも、この愛着関係こそが、後の人生の人間関係の土台になるのです。
通常、虐待通報などがあると、児童相談所内にある一時保護所、
もしくは児童養護施設に併設された一時保護所に、こどもが預けられます。
でも、そこで対応できない場合、乳児院やファミリーホーム、
里親がその役割を担います。
専門里親の認定のために、学科試験と共に一週間の施設実習が課せられます。
私は一時保護所を選びました。虐待を受けた子らを保護する場で
幼い子もいるので、ついつい抱いてあげたくなりますが、
「ここでは愛着関係をとることはできません」と言われました。
次への生活へのステップの妨げになるかもしれないからと思われます。
でも今回、うちでおこなった一時保護では
①観察、アセスメント
②心身のケアをする。愛着関係を大事にする。
③生活リズムを立て直す。 この3つに力を注ぎました。
たくさんスキンシップをとって、大人を信頼できるように
遊びや散歩、絵本や歌をとおして、心を解放させ
添い寝、一緒に食べる、当たり前の排泄を促す
こうした生活の中で、泣き叫ぶばかりだった子が
人間らしく、子どもらしく、笑顔がたくさん出てきて、
いたずらするようにもなるし、歌に合わせて体を動かすし、
顔や体の発疹が消え、きれいな肌に変わっていく。
穏やかな眠りにつき、夜驚も消えていきます。
20代の保育士時代、産休明けからの保育所を保護者とともにつくり、
職員や他の保育関係者、大学の先生方と乳児からの発達段階や、
子どもの遊びや集団作りなど学んできました。
一方、里親という仕事、生き方は、
ネグレクト、虐待などで子どものゆがんだ育ちや、
ダメージを受けた心に向き合い、その経てきたマイナスからの
育ち直しという、根気のいる営みであると、
今回、改めて痛感させられました。
(徳治昭童画館のライオンSUNに願いを込めて)
約一か月、家族として一緒に暮らしたその子には
どうか新しい場所で、健やかに幸せに育ってほしいと
こころから願わずにはいられません。
2021年 明けましておめでとうございます。
昨年は、地球上で新型コロナ感染症が猛威を振るい
コロナによって、家族の在り方やリモートワークなど働き方、
生活スタイルまで見直さなければならない事態となりました。
また、日本各地で「想定を超える」厳しい自然災害や、
SNSをめぐる様々な悲劇も起きました。
コロナ禍のもと、DVと児童虐待が急増し、
幼い子ども達の尊い命が奪われ、
特に0歳児の虐待死が少なくありませんでした。
子ども虐待の防止を掲げて活動している私たちにとって、
何より、非力な子ども達の悲劇を突きつけられる事ほど
辛くて悔しいことはありません。
今、この時も、どこかで、痛くて悲しい寂しい思いをしている子が
泣いているかもしれません。
昨年末ギリギリに、県内で子ども達をめぐる緊急の対応も
たくさんあり、うちでも出来る対応を迫られました。
そして、改めて思いました。
「悲しい子どもを一人でも減らすこと」を、今後も最優先とすること。
ブログを読んで下さっている皆さん、
時々の拙い更新ではありますが、またアドバイスなど頂けたら
幸いです。どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。
皆さんにとっても、少しでも良い年になりますように
お祈りいたします。
スタッフレンタが段ボールで製作した、
今年の干支 牛さん 「豊後牛」だそうです。
あやとり パッチン ワクワク積み木
寒くなってきましたね。
今日7日は暦の上では「大雪(たいせつ)」。
本格的に冬が来て、雪が降り積もる頃だそうです。
それでも子ども達は毎日外でドッジボールや野球をしたい。
若い、スタッフ・レンタが相手をしてくれますが、
還暦以上の養育者にとっては、寒さがこたえます。
なんとか部屋の遊びを充実させたい。
そこでいま、室内遊びのメインは
あやとり、パッチン、和久洋三さんのワクワク積み木です。
里母の保育士時代、30年以上前のあやとり本があります。
幼児がこの本を見ながら「網」を完成
網からの「琴」 なかなか難しくて里母にはできません。
休日に電車に乗った時も あやとり
折り紙2枚を組み合わせて パッチン
叩きつけるとひっくり返ります。
これは和久洋三さんの積み木あそび
ダイナミックに製作活動
構造物に上からビー玉を転がして、その転がり方を楽しんでいます。
鬼滅の刃に出てくる、胡蝶しのぶの髪飾り
小学生低学年女子が段ボールで作りました。
それを見て、うちの芸術家、中学男児がケント紙とマジックで
いい色を出しています。
上の子たちの遊びや工作が、下の子達へ良い刺激を与えてくれます。
映画『朝が来る』を見て
今月になって初めてのブログ投稿です。
11月10日 特別養子縁組を扱った『朝が来る』を見ました。
里父は「むげねえで、見きらん」(大分弁・可哀想で見ることができない)と
いうので、一人で。しかも2回行きました。(上映中また見たい)
河瀨直美監督自身が、養子として養父母から育てられていたと言います。
里親制度、特別養子縁組制度のことを、もっと社会的に広く知ってほしいと
全国里親会からもお知らせが届いておりました。
浅田美代子演じるベビーバトン代表が「特別養子縁組の制度は子どもを守るためのもの」と言います。子どもは新たな家庭で幸せに成長できても、予期しない妊娠出産をせざるを得ない、幼く弱い女性たちこそ、愛の薄い家庭に育っており、子どもを手放してからも過酷な生活が待ち受けている現実。実親支援にも踏み出していく必要を痛切に感じました。
今回、永作博美と井浦新演じる夫婦を通じて、子どもができない苦悩、不妊治療への葛藤を改めて知りました。
今年18歳の女優 蒔田彩珠(マキタアジュ)
14歳のみずみずしい中学生が恋をして妊娠、お腹の中の「ちびたん」へ語り掛けるシーン。人生の歯車が狂っていき、優しい気持ちを抱きながらも、やさぐれ堕ちていく行く様がすごかった。
素晴らしい女優さんです。
最後の最後の展開が、とても胸を打ちます。見に行かれる方は
エンドロール終わるまで席を立たないで!
食欲の 秋
風が心地良く涼しくなって、食べ物も美味しくなりましたね。
高校生のお弁当も、「足りない」と言われ量が増えました。
夕食後、30分もしないうちに「今夜のおやつは?」と中学男子。
このところのメニューです。
10月22日 10月20日
油淋鶏 刺身 えのき豚肉巻き チキン南蛮 麻婆豆腐
10月16日10月11日
差し入れの巻きずし他 ハンバーグプレート
10月10日 10月9日
ハンバーグ 白身魚他 手巻き寿司 フライ他
10月4日 10月2日
お弁当持って ハーモニーランドへ チキンピカタ チリコンカン他
と まあ殆ど毎日こんな夕飯で、
ご飯は、雑穀米や時々白ご飯、大分名物鶏めし、高菜炒飯などが並びます。
里母とスタッフレンタが、冷蔵庫の中身を見ながら交代で作っています。
毎日みんなしっかり食べてくれて、残菜は出ません。
10月の海へ
今日は幼稚園児も小学生も運動会の振り替え休日
近所の海 糸が浜へやってきました。
お弁当を食べてから いざ海へ
始めは魚を追っていたのですが
腰までつかると
大胆に泳ぎだしました。
海を独り占め
いい気持ち~