里海ホームの日々

2012年6月1日大分県でファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)開所。

学校再開!

大分県では、先週25日から時間短縮で学校再開し、

今週6月1日から県立高校、公立小中学校の通常体制となりました。

新型コロナウィルスによる、政府の緊急事態の休校宣言から実に3か月。

 

今朝は 電車通学の高校生が、6時に自転車で駅に向かいました。

中3生は、去年より10cmも背が伸びたため新調した夏服でペダルをこぎます。

 

 

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そして、幼稚園、小学生の4人は里父と一緒に

3・5㎞先の学校、園へ徒歩で向かいます。

途中、栗畑🌰、梨園🍐、ぎんなん林の農道を通り

ナメクジやダンゴムシ、アリの行列に遭遇しながら

上り下りの通学路を歩きます。

4か月前にうちに来たR子は、初めての通し歩きです。

いのしし駆除用の電気柵に触らぬよう 安全で学校まで行けますように、

祈りながらシャッターを押しました。

 

 

 休校 3か月は長すぎました。

第一波の終息が見えているいま、突然の休校の判断がどうだったのか、

そして今後第2波、第3波がやってきたときに、どうするのか 

あちこちで議論が行われています。

今日のモーニングショーでも各分野の方々からの意見がありました。

 

コロナで、閉鎖された各家庭の中で 

以前より児童虐待が見えなくなっている とか

それまであった学校からの通報が無くなって

警察からの通報が増えている とか

病院で子どもが重篤な状態で運ばれてきた とか

子どもの安全が脅かされている状況を耳にします。

 

社会的に守るべき子ども達を 緊急事態にどうやって守り抜くか 

今後の大きな課題です。 

「巣ごもり生活」 その2 

5月11日から、小中高の分散登校が始まりました。

週2日、3日と隔日登校でしたが

25日から一斉登校になり、小学校は低学年は13時半、

高学年は14時半下校と時間短縮。本格始動は6月1日から。

3月初めから休校になって、実に3か月。

本当に長かったですが、まだまだ気を抜かないように

衛生面や栄養など、生活上の配慮が必要ですね。

 

全国的に、大分県でも自粛生活は少しずつ緩んでいますが、

まだまだ外出する気にはなりません。

巣ごもり生活での楽しみや、体力が落ちないよう気を付けています。

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かとちのエクササイズに、キッズもはまっています。

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f:id:satoumi-home:20200516155904j:plain リズム感抜群!

 

こちらは晴れた日に、木工作

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レンタは庭の階段修理、J君はマイスケボーを塗り替えています。

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週2回登校する高校生は、お弁当の盛り付けが上手い!

昨晩の残りの、豚肉のえのき巻きフライ、きんぴらなどですが、

里母の準備したおかずを綺麗に盛り付けて学校に持って行ってくれます。

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分散登校はじまる

 今週月曜日から、小中学校、高校で、学年別や出席番号の奇数・偶数別など、分散して学校へ行けることになりました。やっと学校再開ですが、先生方は同じ内容を二回授業したり、色んな配慮が必要で、まだまだ日常は遠いなあと思います。公立幼稚園は「コロナ自粛中も保育あり」なのが有難く、また今週から給食開始で少し保育時間が伸びたのも嬉しいです。
 
 約二か月半、自宅で自粛生活が続いた子ども達にとっては、友だちとの再会、クラスメートとの学びや遊びで気持ちが解放できたのでしょう。今日はみんな良い気分で就寝まで過ごせました。

 

 火曜日は中学生と高校生の登校日。高校生は制服にアイロンかけたり、お弁当のリクエストしたり、張り切っています😄

自立した里子を訪問

 日曜日、この春就職したS子のアパートへ。お米や調味料など食料をもって、小学生二人を連れて訪問しました。社会人になったS子の一人暮らし。ちょっとステキな部屋で自立しているお姉さん、特に9年間「姉弟」として過ごしたA男は、キラキラと尊敬のまなざしで見つめていました。

 

やせたなあ・・・

一生懸命慣れない仕事を頑張っているんだなあ・・・

真っ先に、前日貰った初任給の明細を見せてくれました。

すごいじゃん! 

これならひとりでやりくりできるじゃん!

 

話し出すと出来事や悩みなど、たくさん吹き出すように出てくる。

たった一か月なのに、仕事上の専門用語がたくさん出てきて、

その解決のためにどうやってるか等々・・・

懸命に乗り越えようと苦労している様子が分かりました。

「分からんことばかりで、大変なんや~」

「でも職場の人間関係が良いから・・・」

 

その言葉に安心しました。

 

また差し入れ持ってくるからね~

元気で無理しないように頑張ってね~

「巣ごもり生活」から得るもの

大分県のコロナ感染者数、今日も5人増えて60人に。
今後は家庭がクラスター発生源となって増えていくのでは?
あらためて 新型コロナウィルスの脅威を感じます。
どう共生していけばいいのか、
日々衛生、食事、良い睡眠等々・・・
外出を自粛し、健康な生活を続けていけば、
明るい先は見えてくるのでしょうか。
 
 
 入学して5日しか登校できずに休校になった高校生。
課題学習の合間にお菓子作りをしています。
ガトーショコラにカップケーキ
チョコパイにロールケーキ、マーブルケーキ

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ベイクドチーズケーキ

f:id:satoumi-home:20200421214246j:plain今日はブルーベリーのチーズケーキ

だんだん高度になっていきます。

美味しいお菓子を食べることができて

下の子らは大喜びです。

 

今週13日(月)から再度休校になって、
小中学生は折り紙でオリジナルの作品を作っています。
 

f:id:satoumi-home:20200421214028j:plain 右の二つはJ君オリジナル

ひたすら三角を左右対称に折ったらできたとのこと。

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二枚を組み合わせたこれも後姿がチャーミング


レンタは、使い捨てマスクがなくなったことから
手作りマスクの手芸に、はまってます。

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22年前に他界した義母の、嫁入り道具の足踏みミシン
(昭和20年代もの)を駆使して。
元・宮大工の彼はデザインや細部にこだわる。
幼児の大好きなドラゴンボールの給食袋とマスク
Aくんにも大好きな恐竜プリントのマスク
持ち手がしっかりした大ぶりの図書バッグ
 
年代物のミシンが毎日カタカタカタカタ・・・
義母もお手伝いしてくれているような感じです。
 
引きこもりの生活からでも、たくさんの物が生み出されています。  

危険と隣り合わせの 通学電車

 うちの女子高校生、「毎日が遠足みたい」と里母の作った弁当持って電車通学。
新生活が始まって友達もできて、嬉しそうな彼女の表情見ながら、コロナを心配する毎日です。
 
先日は大分駅で女子高校生が倒れて救急車で運ばれたそうです。大分駅別府駅も、通勤客と通学生でごった返しているようです。コロナ対策の授業時間の開始時間の変更が、何も対策になっていない! 授業中は窓全開ですが。家も学校もコロナ対策を講じても一歩出れば危険です。
 
 大分県は15日、新たな感染者が5人増え、これで感染者50名になりました。事態は悪化していると思います。命を守るために、どうするか、一人一人が問われています。
 どうすべきか・・・・・・・