里海ホームの日々

2012年6月1日大分県でファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)開所。

理系から福祉へ

スタッフレンタがこの秋から大学生になりました。

通信大学で社会福祉士をめざしての勉強が始まっています。

 

子どものころから大工になりたかった彼は

高校は親元を離れ、熊本人吉市の球磨工業高校・伝統建築コースへ。

高専編入進学後、京都の社寺建築の会社で宮大工に。

帰郷してから実家のファミリーホームスタッフとしてもうすぐ4年。

そんな経歴の彼の挑戦です。

でもそういえば、高校の担任が「レンタ君は教師に向いている」

と言ってくれたことがありました。

子どもと関わる運命だったかもしれません。

 

このコロナ禍で、ほとんどの大学がオンライン授業に

なっているので、彼の選択は時期にあっているかもしれません。

 うちで、パソコン通じて授業を受けていますが

その講義の淡々とした声に、里母のほうが眠気が襲ってきて

家事の途中に眠くなることが度々です。

本人は、「面白い」とストレッチしながら

真面目に講義を受けているようです。

 

4年間で卒業できて無事に社会福祉士の国家資格を受け

合格できるまでこちらも腹を据えて見守ります。