里海ホームの日々

2012年6月1日大分県でファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)開所。

大銀ドームでの五郎丸選手

 

先日、ラグビーの試合の観戦に。

ジャパンラグビートップリーグの試合、

ヤマハ発動機ジュビロとキャノンイーグルスの試合を

知人から頂いたチケットで観戦できました。

試合内容は小学生には難しかったけれど、

観客1万5千人の熱気ある会場に興奮しました。

 

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五郎丸歩選手が、初めから終わりまで試合に出ていて、

ファンは十分満足したのではないでしょうか。

テレビでしか見たことがなかった五郎丸選手の、ピッチでの存在感、

あの広いドーム内のラグビーコートでも、浮き出て見えるのです。

攻撃でも守備でも美しい動き、そしてトライ後のあのキック、

話題となったルーティンはなかったけれど、

その度に観客を惹きつける、やっぱり素晴らしいアスリートでした。

 

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キャノンイーグルスヤマハ発動機ジュビロも、地元大分出身選手の活躍もあり、

W杯が楽しみです。

 

 

それにしても、駐車場からドームまでかなり歩き、いい運動になりましたが、

あれだけの車の数、スタンダードなうちの車を見つけられるか不安でした。

そこは視覚優位のAくん、難なく一発で見つけてくれて

改めて彼の強みを知りました。

北陸旅行②

七塚中央公園

金沢の隣町、かほく市には83mの長いローラー滑り台がある公園があります。

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しっかり整備されていて、水辺で遊ぶこともできるので家族連れには人気です。

思いっきり体を動かし、ずぶ濡れになって遊び、満足した子ども達でした。

 

レンタの従兄弟たちと合流し、総勢13人でいざ能登島

 

のとじま水族館

 ジンベエザメがすぐそばに!!

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入るなり水槽に手が届きそう〜

とにかく近い!生き物すべてを「かぶりつき状態」で

触れられるように観察できます。

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アシカのダンス、投げキッス、私たちのいる前の通路を

バタバタと移動して、自分の小屋に戻る様も愛嬌たっぷり。

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会場全体が昭和の雰囲気たっぷりの水族館です。

Jくんの描いた魚がバーチャル水槽で泳ぎました。

幼児も小・中学生も大人も十分学べ楽しめます。

 

大分には「うみたまご」水族館があり、そこもみんな大好きなのですが

ここ能登島水族館の味わいは、もう一度行ってみたいと思わせてくれます。

 

 能登で宿泊 

翌朝ホテルの屋上から能登半島が一望できました。

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広い中庭で出発前に準備運動~♪

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日本自動車博物館

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〜 石川県小松市  

門をくぐると歓声、玄関に入る前から歓声、

中に入ればまた歓声、自動車好きにはたまらない、車好きでなくても魅力満載です。

20世紀に活躍した約500台の貴重な自動車が展示されている、

日本で初めての自動博物館です。

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映画「ローマの休日」で使われた1936年式フィアット500トッポリーノ

ダイアナ妃御料車ロールスロイスなども展示されていました。

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自動車への情熱を持った方々の思いがぎっしり詰まっています。

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オートバイコーナーでは里父の憧れ、kawasaki 650W1もありました。

Jくんと同じくらい里父も楽しんでいました。

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帰ってから

・Jくんは夏休み自由研究「日本自動車博物館について」

の報告書を、得意な自動車の絵を混じえて作成しました。

・幼児たちは、積み木を高く積み上げて「恐竜!」を作ったり、

恐竜やジンベエザメになりきりごっこ遊びに発展。

・小学生たちは恐竜の分類遊びや、魚の生態・深海魚について

地元の図書館で調べています。

この旅行が知的刺激となり、遊び・学習へと繋がっていて、

想像を超える旅の効果でした。

 

何より9月1日の登校日「とても成長していて気持ちが安定していますね」

と、先生方から褒められたのも嬉しいことでした。

北陸旅行①

 

夏休みの宿題が終わったら行きますよ、と 発破をかけて

8月最終週、北陸旅行

 

コースは

恐竜博物館〜長いローラー滑り台〜のとじま水族館~日本自動車博物館

 

恐竜大好きのAくん 

水族館好きなMちゃん 

自動車好きのJくん

そしてサンフラワーに乗ってみたい、滑り台好きの幼児たち

子ども達の願いを全部叶えました。

(受験生Sさんは補習補習の夏休みで残念・・・お土産で我慢)

 

里母の妹家族との再会も兼ねて、

福井、金沢、能登半島へ4泊5日の里海ホームの夏旅行です。

(2年に一回、旅行積み立てして実施)

 

西大分港から出発

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スタンダードの個室は少々賑やかでも気になりません。

大きなお風呂にも入れるし、演奏会もあり、サンフラワーでの移動は快適です。

翌朝は朝日を浴びながら明石海峡大橋を見上げました。

 

神戸から10人乗りのレンタカーに乗り込み、いざ北陸路へ。

 

福井県の恐竜博物館。

ジャーン!

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建築家・黒川紀章のデザインした建物を入りエレベーターで降りていきます。


すごい! 

カナダ、中国に続く世界三大恐竜博物館の一つだそうです。

迫力は想像以上でした。

 

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恐竜大好きなはずのAくん・・・迫力ありすぎて、怖すぎて進めません。

唯一触れたのは、巨大アンモナイト

 

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ここ福井県勝山で発見された膨大な化石群

フクイラプトル、フクイサウルスなどの発見に繋がっています。

しかもまだまだ発掘されている真っ最中だそうです。

気の遠くなるような発掘、標本作業等々・・・ 

これだけのものが、この勝山市で発見されているとは。

分析機器室、化石クリーニング室もガラス越しで見学できます。 

 

 

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隣接している公園も、恐竜をかたどった遊具あり、

ここでしばし身体を動かして遊びました。

 

 

この日は金沢で宿泊。

ホテルにはトレーニングルームがあり、子ども達が寝静まってから

スタッフレンタと、かとちは筋トレに励みました。

 

      明日に続く

 

2017夏

すっかり秋めいてきましたね。

朝晩の冷え込みは厚い毛布が必要な里海ホームです。

 

長い暑い夏休み。いろんなことがありました。

 

●里母の大学時代の友人Eさんが手縫いして送ってくれた、

キッズと里父の甚兵衛。

地区の盆踊りや保育園の夏祭りでよく着ました。

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子ども達に甚兵衛を着せる度に、彼女が縫っている姿が思い浮かび

有難くて懐かしい気持ちが溢れます。

(実は大学時代に、彼女とOさん三人で岡山から別府までママチャリで

4日かけて帰って来た思い出が・・・。この話はまたの機会に)

 

  • Jくんの少年の船の旅

児童相談所里親班の方が申し込んでくれた大分県少年の船、沖縄への旅。はじめ「家族」と離れるのが不安だからと尻込みしていた彼も、打ち合わせ会や去年の様子をYouTubeで見て、だんだん気持ちが高まって、当日元気な顔で「行ってきま〜す!」

豪華客船の4泊5日の長旅を、集団の中で立派に過ごすことができました。

埠頭からの帰り道「うちのご飯が食べたい」と言ってくれたことも

里母は感激でした。

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●釣り三昧の小学生

ここ里海ホームの周辺は、釣り場がたくさん!

それだけではありません。

少年の船のお迎えの日、スタッフレンタとAくんは朝5時半に出発して

大在埠頭でサビキ釣りを楽しみました。  釣果はこの通り!

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 Aくんが釣ったアジは、お刺身でいただきました。

 

 

夏休みの終わり 北陸へ  (また明日へ続く)

海開き(御払い)

毎日暑いですね。

パンツ一丁で逆立ちくらいしたくなります。

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さて、この地区には御払い(おんばらい)といって海開きの行事があります。

子どもたちもすごく楽しみにしている行事の一つです。

7月の中旬に行われたのでその様子をアップしたいと思います(^^)

 

まずは海岸を清掃します。

いつも魚釣りをしたり泳いだりする場所なので、感謝の気持ちを込めて子どもたちも清掃活動をします。

今年はお昼過ぎに満潮とのことで、海開きは午後に。

なので、地域のおばさまたちがこしらえてくれたカレーライスでまずは腹ごしらえ。

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これが とっても美味しい!ごちそうさまでした★

 

その後は海岸で神事です。

子ども会代表の6年生も。。。

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地域の人も。。。

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神事を終え、いよいよ入水です!

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こんなツワモノも!

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帰ってからはベランダでバーベキュー(通称ヤキヤキ)。

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楽しい一日となりました。

 

 

 

2ヶ月ぶりの・・・

更新が途絶えていました。

 

大分・福岡の集中豪雨の際

中国地方や関東など知人、友人からの

たくさんのお見舞いの声が寄せられました。

ありがとうございます。

 

福岡・朝倉では多くの死者や行方不明者が。

とても胸が痛みます。

大分・日田市でも犠牲者が・・・。

ただただお悔やみ申し上げます。

そして今でも回復が見通せないまま

次の災害の兆し 大雨 台風と立て続いています。

「想定外」の「何十年に一度」の災害ばかりに

どう対応すれば良いのでしょうか。

 

 

さて

夏休みに入り、早や2週間。

朝6時半からの地区公民館でのラジオ体操に始まり

朝ごはん、宿題、水遊び、プール、等々・・・

お昼までが長いです。

特に今年は猛暑の中で過ごす夏休み

大人にとって過酷ですが、子どもたちは元気!

手足口病で、高熱からのブツブツ・・・に、3人罹患した以外は、

順調な日々を過ごしています。

 

小学男児たちの午後からの活動は、釣りが主流になってきました。

どんなに暑くてもスタッフレンタは意欲満々だし、

そして何より新鮮な魚が夜の食卓に並ぶのが嬉しいです!

 

あと4週間、たくさん食べて乗り切りたい。

天才たち

『特性を見つけ伸ばすこと』

 

里海ホームが大切にしていることの一つです。

 

これは小学生が描いた絵です。

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(1番下のこの絵は↑エコバッグにもしました^^)

 

これはA子が中学生の時の切り絵です。

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豊かな感性を感じる作品たちです。

子どもたちが生活に落ち着いてくると、その子の特性が見えてきます。

視覚優位な子、一度見たらカメラで撮影したように脳に焼きつく子、手先が非常に器用で形にこだわる子など、

人並み外れた才能を持っていることが少なくありません。

そんな力を見つけて将来につなげていきたい。

最近、「車のデザインをする人になりたい」「ロボットの研究をしたい」「恐竜博士になりたい」など、夢を語る子どもたち。そんな姿を見るとすごく嬉しく思います。

 

どの子にも持っているその子独自の宝を見つけ、支えられる大人でありたいと思っています。