里海ホームの日々

2012年6月1日大分県でファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)開所。

腰が痛い!?

どうも、スタッフのレンタです。

ここ最近、筋トレをする時間がなかなか作れません。

 

というのも、ホームに新しく駐輪場を増設するべく、日々、大工作業をしているからであります。

 

現在の駐輪場 ↓

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駐輪場というか、ただの無理矢理な駐輪スペースです。

使い勝手も悪く、見た目もナンセンスなので、いっそのこと作っちゃおうという話になりました。

 

さっそくCADを駆使し、設計図を描きます。

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ポイントは、何といっても屋根があるのがステキです!

これで雨の日も外で遊べます!(そうなるハズです)

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(こどもたち、もう少し待っててくれ・・・)

 

 

それでは作業に取りかかりましょう。

材料が届き、墨付けをして刻んでいきます。

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この作業が一番気を遣うし、疲れます。腰が痛い・・・

 

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少しずつ形になってきました。

まだまだ先は長いですが、年内の完成を目指して引き続き頑張ります。

 

では。

 

 

40余年前の大冒険

先日、東京で専門里親の更新研修があり、その機会を利用して大学時代の友人に会った。

大学1年の夏、岡山から別府まで約500㎞の道のりを、ママチャリで4日かけて乗り切った三人が40年ぶりに揃った。

Oさんは某・日◯航空勤務5年を経て、教員になるというしっかりした目的を持って大学へ。東京出身の英語堪能なOさんは学友から頼りにされた。「人生どこからでも出発できる」という彼女の姿は、その後の私の生き方にすごく影響を与えた。

Eさんは中学時代に見た映画「ソルジャブルー」の女優・キャンディスバーゲンに似た、瞳の深い顔立ち。黙っていれば神秘的な雰囲気漂うのに、バリバリの岡山弁「わしがのう」「へ〜でのう」「ぼっけえ」「でえれぇ」「はよ〜しねえ(早くしなさい)」には、たまがった!(大分弁で仰天の意)。同じハンドボール同好会。同好会にも関わらず大学の中四国大会で準優勝した。 

この三人で大した計画も立てずに強行したサイクリング、Eさんはきっとどこかでフェリーに乗るだろうと思っていたらしい。元気ハツラツ前を進むのは5歳上のOさんだった。1日目は広島三原市、2日目は広島の山中、3日目は下関の安宿で眠った。お尻の痛みも励ましあって乗り切った。関門トンネルを抜け九州に入った時は(そこからまだ100㎞走らねばならないのに)着いたー!と感動した。別府市に着いた時の達成感は忘れない。帰りは自転車は荷物として岡山へ。当時はチャリはそのまま国鉄に乗せてもらえた。40年以上たっても三人の胸にある宝物、何かあっても頑張れる基礎をあの大冒険で得た。

(でも今、自分の娘や里子が行くといえば、きっと危ないからと反対するんだろうなあ。)

 この三人の渋谷での女子会 Eさんのビックリ宅急便 専門里親研修の内容等々・・ 

 また次回に        

                     里母記

今年の新米

どうも、スタッフのレンタです。

 

里海ホームでは、毎年この時期に1年分のお米を仕入れにいきます。

 

朝、こどもたちを小・中学校、幼稚園に送り出したあと

里父とともに中津市山国町へ。

 

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山国町は2005年に中津市編入合併した、野山に囲まれた小さな町です。町には一級河川山国川が流れ、とてもきれいな田舎町です。

 

そんな山国町の名物ともいえるモノがこちら!

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道の駅、、、ではなく“案山子”です。こちらは、かかし観光案内人なる方。

山国町ではこの時期、「やまくにかかしワールド」が開催中で、どこかしこに地元の方が愛を込めて作った(生んだ)案山子さんが地域を見守っています。

 

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こちらでは授業が開催されています。よく見ると

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先生はなんと池上彰さん

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日本を代表する騎手の武 豊さんは居眠り中

 

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後ろでそっと見守る小池百合子さん

 

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こちらには保育園なるものが・・・

こんな具合に道の駅「やまくに」にはざっと見て200人以上の案山子さんがいらっしゃいました。

 

さらに車を走らせるとこちらにも

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案山子のオンパレードです。視覚が麻痺してきたのか、歩道を歩いているおばあさんも案山子と見間違えるほどです。

 

しばらく、かかし観賞を堪能し、無事に目的地に到着。

 

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田畑が広がるとてもいい場所です

 

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10年以上前からお世話になっているHご夫妻。

いつも美味しいお米をありがとうございます。

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今秋、Hご夫妻が育てて収穫された新米です。たっぷり七袋です。

(これにご寄付もいただいて、毎年10袋・300kg消費する我が家です)

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自家製のゆず胡椒と、山国産の梨もいただきました。

持ち帰り、今日の夕飯でさっそく炊くと、ツヤツヤしてとても美味しく、こどもたちも喜んで食べてくれました。

また来年も美味しい新米ができることを願うばかりです。

 

 

では。

トリプルPの 同窓会

昨年、大分子ども療育センターでの「トリプルP・前向き子育てプログラム」を通じてお友達になった方達と、年に数回ママ友ランチをしています。

 

私は里親だけど、子育ての悩みは一緒。就学や進路のこと、幼稚園の情報や、療育の内容、登校渋りや子どものこだわりにどう工夫しているか等など。

前回、あるお母さんが「ここだから本音で話ができる」と語り、私のことを「まるで自分の母親みたい」と涙しました。実家から遠く離れてお嫁に来た人や、個性的な子どもの養育について周りの理解を得られず苦しんでいる人も。

 

昨年数ヶ月間一緒に学んだだけなのに、ちょっと育てにくさを感じる子どもの成長や、その子のピカッと光る宝物を共有でき、元気をもらえる素敵な仲間です。

昨日も大分市で5ヶ月ぶりのランチです。たくさん食べてたくさん喋って2時間、3時間があっという間。 また来年春に会いましょうと約束して別れました。

肉体改造と魚

どうも かとちです。

日々成長するキッズに負けまいと大人も肉体改造中。

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とりゃー!とな。

足の手術をきっかけに体を鍛え始めたスタッフレンタ。

 

 

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効果は・・・まあまあ頑張っているところでしょうか。

シックスパック目指して更に鍛えて欲しいところです。

 

さて、ここ日出町の魅力をお伝えします。

 

深江漁港。

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魚がいっぱい!

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買い付けに来る人は、県外からも来られるとか。

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賑わっています。

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買ってきた魚を捌きます。

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キッズも興味津々!!

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本当にいい環境で生活しているなぁとしみじみ思う今日この頃です。

では、また(^^)/

 

 

オレンジリボンたすきリレー

11月は、子どもの虐待防止を訴えることを目的に、

全国でオレンジリボンたすきリレーが行われます。

児童虐待防止の象徴であるオレンジリボン、

オレンジのTシャツを身につけ歩きます。

 

大分県では11月6日(月)に別府市役所〜大分市役所〜大分県庁まで

約14㎞の道のりを、日頃子ども達に関わっている行政や施設職員、

ファミリーホーム、里親など関係者が、子どもの幸せを願って歩きます。

うちは里父が参加予定です。日々10㎞ジョギングで鍛えている里父なので、

別府から国道10号線、別大国道を歩いて大分県庁まで、

たぶん歩いて行けると期待しています。

 

日本一周する方もいらっしゃいます。すごいですね。

こんなネットワークが広がる一方で、子ども達への虐待は後を絶ちません。

貧困や社会的孤立など、根は深い。

 

私も少しでも地域の子どもや孤立したお母さん達の役に立てればと、

3年前に「ホームスタート」のビジターになって活動しています。

                         里母記

中学女子 頑張った!

先日、中学新人戦大会が行われ、うちの女子もバレーボールを始めて

半年なのに、スタメンとして堂々たるプレーを見せてくれました。

チームは県下81校中ベスト8に! 

 

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彼女の握力は男子顔負け、水泳をすればクロールが早い。

スイミングなど習ったことないのに、綺麗な泳ぎ方をします。

体幹がしっかりしていますね」とよく言われます。

後に続く小学生たちもだんだんしっかりしてきました。

 

これは、やはり外遊びをしっかりする中で全身の発達が促されるからでしょう。

 

保健体育の教員免許を持っている私は、大学時代に読んだ『現代スポーツへの警告』に影響を受けました。身体が出来上がっていない子どもを、早期に特訓することによって、スポーツ障害が後を絶たないと。

 

子どもの発達段階の時どきで、遊びから得られるものは計り知れません。 

小さい時に辛い体験をした彼らが、健全な遊びの中で育ち直しができ

この先、豊かに生きていけますように。 

                         里母記