里海ホームの日々

2012年6月1日大分県でファミリーホーム(小規模住居型児童養育事業)開所。

もう一つの 卒業式

昨日 小学校の卒業式に医大生2人も参列してくれました。

 

昨夜は子ども達と最後の晩餐

手作りピザに唐揚げ、色とりどりのサラダ、お刺身・・・・

これまで4年間関わってくれた思い出と、子ども達の成長ぶり。

夜中まで語っても語り尽くせない。

 

嬉しかったのは、「ここに来なかったら選択していなかっただろう」

というDくんの言葉。

 

小児科医。児童精神科医

 

子どもだけでなく、母親、家族に寄り添える医者に。

その生い立ちや背景まで幅広くケアできる医療をめざしたい。 

家族を支援しながら保育・教育機関、行政とも連携できる医師に。

 

すごく具体的です。

 

 

今日は彼らの卒業式

卒業に先立って、医師国家試験の発表があり

我が家に度々来て子ども達と積極的に触れ合ってくれた6年生の

5人全員が、合格と聞いて本当に良かったと思いました。

 

国家試験の前のクリスマス 追い込み時期にもかかわらず

子ども達と楽しい時間を過ごし“恋ダンス”を踊って盛り上げて

くれた時 内心、大丈夫かなと心配しました。

その後も海外や東北と飛び、幅広い活動しながら試験に

臨んだそうです。改めて彼らの底力を知りました。

 

これから研修医として、東北、関東、四国、九州・・・

それぞれの地で活躍するに違いありません。

 

そして後輩達にもこのホームでの活動を繋げてくれたこと

感謝の気持ちしかありません。

 

ご卒業おめでとうございます。

 

                    2017  3.23  里母記